櫻道ふとん店について
御殿場の地で、お客様の要望に応え続けて50年。>>
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富士山とサクラと櫻道ふとん店の「不思議な縁」。>>
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寝具製作1級技能士のいる布団屋
富士山の麓「御殿場」の手作りふとん
今日もまた、キルトミシンの音が工房から聞こえてきます。その傍らでは、職人さんが注文に合わせて綿入れ作業をしています。
櫻道ふとん店では、敷布団、掛け布団、羽毛布団などすべての製品を、店舗に併設された布団工房で1枚1枚手作りしています。
なぜここまで手作りにこだわるのか。そこには技術的な理由と、社長の強い思いがあります。
約50年前、現社長の両親である林兼義、林愛子がふとん店を創業し、地元御殿場の人たちのために毎日、木綿の敷布団や掛布団を作り続けていました。
御殿場は富士山の麓に位置し冬は-10℃にまで気温が下がります。また富士山頂の山小屋にも布団を納入していたこともあり「とにかく暖かい布団を作りたい」という気持ちを人一倍強く持っていました。
地元のお客様たちから寄せられる「肩の所が寒くならない布団がほしい」「もっと軽い布団がいい」「腰がいたくならない布団がほしい」といったさまざまな要望に応えるため、木綿の質や量を変えるなど、1枚1枚工夫しながら布団を製作してきました。
こうした布団作りの姿勢は、寝心地を感性工学などで分析し、新たな快眠寝具を生み出している現社長・林義浩のもとでも、しっかりと生きづいています。
お客様の身長・体重に合わせてオーダーメイドで制作する「快眠の王リッチ」「腰いい寝リッチ」は、まさに手作りでなければ提供できない製品です。
羽毛布団「富士山高原 御殿場スペシャル羽毛」は、厳選した羽毛を、櫻道独自のキルティングに丁寧に充填、仕上げるところまで、すべて職人が行います。
手作りの布団というと、綿入れ作業を思い描く人も多いと思います。
もちろん櫻道ふとん店でも、掛け布団や敷布団の綿入れを手作業で行っています。
畳敷きの工房に生地を広げ、その上に1枚300gの綿を乗せ、それを15枚以上も重ねながら形を整え、凸凹を消し、綿のしわを伸ばし、生地の隅々までびっしり綿が入るように作り上げていきます。
さらに布団の種類によってさまざまな工夫が凝らされます。例えば中高式と呼ばれる敷布団は、寝た際に一番体重かかる腰の部分に綿をたくさん入れる手法ですが、ただ単に一部だけ綿を多くするわけではなく、なめらかな曲線を描きながら腰の部分がぶ厚くなるように、職人の技を駆使して綿を織り込んでいます。
こうした綿入れ工程を機械で置き換えた場合(多くの布団工場では機械ですが)、生地の端から粘土を詰めるみたいにどろどろと綿を流し込んでいく作業になります。
そのため端の部分まできっちり綿が入らず、使っているうちに型崩れをおこします。中高式のような技法も使えないので、腰の部分がすぐヘタるようになります。寝心地がいいはずがありません。
「綿入れっていうのは、人間の手じゃないとできない作業です」
櫻道ふとん店の職人さんたちは、そう話します。
しかし櫻道ふとん店が、すべての布団を手作業で作っているのは、技術的な理由からだけではありません。
櫻道ふとん店の社長・林義浩が布団作りの修業時代、師匠の元には社長を含めて3人の弟子がいました。
弟子たちは、毎晩、師匠に命じられた同じ課題に沿って布団を製作し、翌朝出来栄えをチェックしてもらうのが日課でした。
毎朝、作業場には、まったく同じような布団が3枚置かれているのですが、師匠はその3枚をちらりと見ただけで、だれが作った布団かわかったそうです。
「布団から出ている『気』が違うからな」
師匠はそういいました。やがて修行も2年目を向かえ、林社長は、布団作りでもっとも難易度が高いとされる「座布団作り」をするようになっていました。
余談ですが、手作り布団の難易度は、掛布団、敷布団、婚礼布団、座布団の順番に難しくなります。座布団が難しい理由は、小さな面積の生地にたくさんの綿を詰めなければいけないからです。
ある日、社長は「これはよくできた!」と自画自賛してしまうほど出来の良い座布団を作り上げることができました。
「もしかすると師匠を超えたかもしれない」。
内心そう思いながら、師匠のチェックを受けることになりました。ところが翌朝、師匠はその座布団を手に取るやいなや、びりびりと真っ二つに破り捨てました。
座布団を素手で千切る怪力にも驚きですが、ビックリして見ている社長に向かって「お前、すごくいいものができた。師匠に褒めてもらえるぞ!と思っただろ。今ここでほめたら、お前の成長は止まる。だから破り捨てた」といわれたそうです。
図星だった社長は、何も言い返すことができませんでした。布団を見ただけで、作り手の気持ちまでわかるのか、と。
この経験があったからこそ、櫻道ふとん店の布団は、今でもすべて1枚1枚手作りで作られています。
「布団に作っている人の気持ちが入る。わかる人にはそれがわかる。だったらもう、手作りするしかないじゃないですか。よく眠れますように、安眠できますようにと願いながら手を動かす。そうやって作り手の思いを込めることができるのが、手作りの特権だと思っています。例えば工芸品も、欲しいと思える物には作った人の気持ちを感じるじゃないですか。布団も同じだと思っています」(林義浩)
実際、お店に来られたお客様の中には、櫻道ふとん店の布団を見て「この布団は気持ちが入ってるね」とおっしゃられる人がいます。こういう声を聞くたびに「やっぱり手作りでなければ!」と私たちは思いを新たにしています。
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