1.敷布団を通販で買うメリットとは?
敷布団を購入するとき、お店に行って現物を見て、説明を聞いて、別のお店にも行って、タイプやサービスや価格などを比較してみて、これかな?と思う敷布団を購入するのが一般的だと思います。
けれど、仕事、家事、子育てなどで忙しく、お店に行く時間がない人や、遠方のため現地へ行けない人などには、通販が便利ですね。
また、通販がお好きという方もいらっしゃることでしょう。
通販には、カタログ通販、テレビ・ラジオ通販、ネット通販などいろいろあります。
家でお風呂あがりにカタログを開いたり、ネットを検索してみたり。
好きな時間に、まるでお店に行って説明を受けているように商品を選べて便利ですよね。
また、通販なら店舗ごとの比較や、各メーカーとの比較もいちいちお店に行かなくてもいいですよね。
購入後も通販なら自分で持込まなくても、配送業者が日時指定で届けてくれます。
2.敷布団、掛布団、どこで買えば?
「新しい敷布団がほしい」と思ったとき、どこで買えばいいのでしょうか?
むかしは、布団が欲しければ布団屋さんに行くのが当たり前でした。
専門店で買い物をするのが当たり前だった頃に比べると、今は販売店の多様化、カタログ通販や、ネット通販など買い方の選択肢が増えています。
満足できる布団を手に入れるには、どんな買い方がベストでしょうか?
2-1【布団店の減少】
30年前には日本全国に2万店舗あった布団店が、現在は10分の1の2,000店舗だそうです。
もう35年以上前の話ですが、私が18歳の時は「東京蒲団技術学院」という専門学校がありました。
この時の生徒の数は約80名。
北海道から沖縄まで全国から布団店の跡継ぎや職人が来て、綿入れの技術を学んでいました。
それから20年も経過しないうちに、学校は閉校になりました。
木綿わたの布団だけだったのが、羽毛の掛布団、羊毛の掛布団、敷布団が登場し、布団の打ち直し(お直し)が激減したからです。
さらに、ホームセンターや通販など布団店ではないところが布団を販売するようになりました。
また、高齢化により、跡継ぎがいない布団店も多数あり、減少は止まらなくなっています。
布団店の集まりである寝具組合も減っています。
元々は「わた組合」といって、木綿わた布団の原料や、側(がわ)生地、布団カバー、糸などの仕入れを共同でしたり、打ち直しの料金を決めたりしていました。
それから「わた寝具組合」となり、現在県単位で組合があるところは、静岡県と愛知県、大阪、兵庫、東京などが代表で、組合自体がなくなっているところがほとんどとなってしまいました。
2-2【デパート、大型家具店、ホームセンターで敷布団を買う】
地元の布団店が減少していくなかで、ニトリなどの大型量販家具店やホームセンターなどが勢いを増しています。
専門店である布団店の店長さんなどは、近くにニトリができると、経営をあきらめてしまうところが多いです。
しかし、お客様の中には、ホームセンター系の敷布団では物足りなさを感じる人が多いのも事実。
眠りのお悩みを相談できるところがなくなって、困る人が増えています。
デパートに行くと、ある程度よい品が置いてあり、店員さんが量販店よりは詳しく教えてくれます。
1つのメーカーだけではなくいくつかのメーカーの商品が置いてあるので比較もできます。
また、最近では試し寝コーナーがあったりするので、より選びやすくなっています。
2-3【敷布団通販のいろんなメーカー】
テレビやコマーシャルなどでよく見る通販の敷布団。
ホントにコマーシャルどおりなのか?
また、自分にはホントにあっているのか?
気になりますよね。
通販番組やコマーシャルを1度見ただけで衝動買いしてしまわずに、いくつかのメーカーを比較してみることをおすすめします。
特に敷布団はメーカーの考え方によって、低反発、高反発、ウレタン、天然繊維など、使っている素材も違うし、寝心地や健康に対する考え方も違います。
買ってから失敗したと後悔しないためにも、いろいろなメーカーの製品を比較したほうがいいです。
お試しができるのなら、試してみるといいでしょう。
実際の話ですが、私たち国家検定技能士が6人で旅行したときのこと。
旅館で出た布団が、まさにテレビでよく通販のコマーシャルをしている敷布団でした。
みんなの口から一斉に出たのが、
「えー、これかよ~」
「変えてもらえないかな~」・・・。
で、フロントに電話したら、変えてくれました。
6人全員が自分の意思で変えてもらったのです。
そして、「最初に寝た時の寝心地だけはいいんだよな」
「たしかにテレビでは気持ちよさそうに見えるけどな」
「使い続けると、からだにいいとはいえないな」
「布団つくりの専門家が入ってつくってないよな」
などなど、その夜の会話が大変盛り上がったのはいうまでもありません。
私たち全員が布団職人として、布団の本当のよしあしをからだで知っています。
それだけに「売れればいい」的な敷布団には、憤りを覚えずにいられなかったのです。
3.通販で多い「高反発」敷布団
腰にいい敷布団は、高反発。
だから「高反発」でありさえすれば安心とか、
「高反発なんてどれも一緒だ!」
と思っていませんか?
最近では櫻道ふとん店の「腰いい寝」「快眠の王」と同じような「点で体を支える敷布団」も増えてきました。
表示が「高反発」で同じように見えても、実は全然違うもの。
細かい点に注意してみましょう。
3-1【「高反発」敷布団の硬さはたくさんある】
JIS規格によると、「110ニュートン以上は硬い」ということになっています。
ニュートン数とは硬さの単位で、
「製品から5cmの厚みのマットレスを切り取り、3cmまでつぶした時の力」
を指します。
100ニュートンとは10kgの力で押すのと同じですから、10kgの力で押すと、5cmのマットレスが3cmまで沈むということです。
JIA規格では60ニュートンまでが柔らかく、60~110ニュートンが普通、110ニュートン以上が硬いとなっています。
ところが、400ニュートンなんてマットレスもあるのですから、それと比べたら110ニュートンは圧倒的に柔らかすぎます。
実際に寝て確認したところ、110ニュートンでは柔らかすぎだと実感しました。
ですから「高反発」の表示だけで安心せず、ニュートン数もしっかり調べた方がよいです。
ちなみに、櫻道ふとん店では「カルカル敷布団」160ニュートンを販売しております。
「腰いい寝」「快眠の王」などはそれ以上のニュートン数があるため、「超高反発」と呼んでいます。
3-2【点で支える敷布団】
「点で支える」敷布団がさまざまなところで、つくられるようになりました。
ニトリでもベッドの中に凸凹ウレタンを入れた「点で支える」ベッドマットレスを販売しています。
通販でも「点で支える」をウリにしている製品を見かけますね。
でも、同じ「点で支える」敷布団でも、ウレタンの凸凹の山の大きさが各社違います。
また、山と山の間隔、硬さも、各社それぞれ。思い思いにつくっています。
櫻道ふとん店では、信州大学繊維学部との共同研究で、
腰の沈み込み、胸の沈み込み、寝心地、
早く眠れるか?深く眠れるか?
などを実験し、その結果、導き出した数値を山の間隔、高さ、硬さを決定し、オリジナルの製品づくりに反映しています。
4.メーカー直販でコストパフォーマンスがいい!櫻道ふとん店の通販敷布団
櫻道ふとん店では、富士山の麓で職人が手づくりした敷布団を、店舗販売にくわえてネット通販で全国の皆さんに販売しています。
もちろん工場見学も可能です。
高価と思われがちな職人の手づくりによる敷布団も、直販のためとてもお安くお求めいただけます。
たとえば、「カルカル羊毛敷布団」の中身は、世界一のイギリスウールと、プロファイルウレタン使用です。
羊毛敷布団でイギリスウールを使うと、デパートでは4〜5万円程度はするのではないでしょうか?
また、160ニュートンのプロファイルウレタンを一流メーカーで購入しようとしたら2〜4万円程度はします。
この2つの素材を使って29,800円。
安くありませんか?
また、「腰いい寝」はもっと高品質なプロファイルウレタンを使用しています。
これだけで、一流メーカーなら10万円程度します。
さらに、特許「温泉綿」トルマリンという天然石を配合しています。
これは宝石です。
トルマリン入り敷布団を一流メーカーで購入しようとすると、10万円を超えます。
もうこれだけで20万円ですよね。
この2つの素材を使って、39,800円。
通販でも送料無料、消費税込み。
一見高価ではありますが、実はかなりお安いのです。
メーカー直売だからできるお値段です。
5.敷布団を通販で買う時の注意点をプロからアドバイス
敷布団を通販で買うとき、ぜひ気をつけて確認してほしい点は次の3つです。
①店舗があるか確認
②寝具専門店なのか確認
③電話をかけるか店舗へ行ってみる
それぞれについて説明します。
5-1【店舗があるか確認】
通販にはいろいろありますね。
売る側の視点でいいますと、ネット通販は割と簡単に開店できます。
そのため、商品を横流しするだけの金儲け主義の人でもお店が開けてしまいます。
ネット通販のページを見ていると、布団のプロである私から見て、この品でこの価格?
きっとお客様が購入したあと、ホームセンターへ行ったら
「なーんだ、だまされたかも?」と気付くか、
もしかして気付かないかも?
と思うような品が多数あります。
そういった詐欺まがいの商売をしている店に共通しているのが、
「その品を販売している店舗がない」
ということです。
また、ニセの住所だったりします。
実際にネットを見て気になるものがあり、そこ書かれていた住所「静岡県三島市・・・」まで、実際に訪ねてみました。
すると、その住所は実在したのですが、雑居ビルの中にあるはずの店舗名がどこにもありません。
同じビルの人に聞くと
「そんな店舗名は聞いたことがない」
というのです。
でも電話には出るのです。
そこで、
「今、その住所のところにいるので、お会いしてお話をしたい」
と伝えると、いきなり電話を切られ、それっきり電話にはもう2度と出てくれませんでした。
それからは、お客様に、通販では店舗や会社が実在しているか必ず確認してから購入することをおすすめしています。
5-2【寝具専門店なのか確認】
寝具を製作する職人には国家検定資格があります。
しかし、布団店を営んだり、実際に布団をつくったりするうえで、その資格をもたないとしても法律上はまったく問題がありません。
ですから、まったくの素人が中国から輸入して販売しても、日本製の布団をどこかから仕入れて、高値で販売しても、罪に問われるということはありません。
私は、静岡県寝具組合の布団の先生として、同じ組合員の若い人たちに布団の仕立てを教えています。
その私が、まったく知らないメーカーのネット通販商品を見て、あきれることがあります。
いかにもそれっぽく見せて販売しているけれど、きっとすぐにへたってしまい、お客様は困るだろうな、と。
でもそんなメーカーに限って、販売方法が上手で、ネットを占拠してしまっているのです。
それを見て、安心し、信頼してしまうお客様もいるだろうな、でもどうすることもできないな・・・
と、いつもやるせないような思いになってしまうのです。
このようなところが2~3店舗ありますが、共通して言えるのが「布団屋ではない」ということです。
①そのマットレスしか売っていない
②その敷布団、掛布団、枕しか売っていない
③よく調べてみると布団屋ではない
ここが共通点です。寝具の専門店ではないのです。
だまされないようにしてください。
チラシや広告などの通販でも同じです。
5-3【電話をかけるか店舗へ行ってみる】
電話をかけてみて、つながらないところは問題外。
絶対に購入してはいけません。
電話に出る場合でも、5-2で説明したように、専門店ではないので、電話応対ではその製品についてしか答えられません。
また、電話専門会社に依頼している場合が多いので、製品以外の質問には答えてくれません。
できれば店舗の所在地に行ってみましょう。
私の経験では、電話対応がよかったので、実店舗へ行ってみたら、お店がなかったこともあります。
気をつけましょう。
通販の場合、住所が遠いケースが多く、実店舗があるかどうかを確かめるのは、なかなかむずかしいかもしれません。
そんなときは「Googleストリートビュー」で所在地の場所を確認するのも、1つの手段でしょう。
6.敷布団のお試しがあることが大事
ネット通販で敷布団を購入する場合、サイトには、たいていすごくよいことばかりが書かれているものです。
体験お試し使用は利用する価値のあるサービスですが、その際も注意が必要です。
①返品時の運賃はいくらか?
②返品時はどのように返品するのか?
③実際の店舗はあるのか?
などを確認した後、体験使用ができるのなら体験したほうがよいと思います。
素朴な疑問です。
「お試し体験は新品の商品で、使用後は返品できる」
という通販サイトがあります。
常に新品をお試し用にしているのなら、返品された後の商品はどうするのでしょうか?
櫻道ふとん店では、【お試し用の敷布団】をご用意しています。
お試し後、新品ご購入の場合、お試し用を返却していただきます。
ご購入に至らなかった場合は、送料をお客様負担でこちらに送り返していただきます。
返却された敷布団は殺菌して次のお客様にお使いいただきます。
ご購入いただく新品は、もちろん誰も使っていない品です。
7.櫻道ふとん店が3週間の敷布団お試しをすすめる理由
家具屋さんなどに行って、
「お好きな寝心地のベッドをお選びください。」
と20〜30種類ある中から選ぶのは、とてもよい選び方のように思えますよね。
ところがこれは間違った選び方だと知っていましたか?
人は、敷布団を選ぶ時、自分の筋肉とおなじ硬さを気持ちよいと感じます。
1週間に2時間以上の運動をされている方は、筋肉がしっかりしています。
このような方は、自分の体をしっかり支えられる筋肉の硬さをもって敷き寝具を選びますので、大丈夫です。
しかし、ほとんどの現代人は運動不足です。
すると、自分の背骨をしっかり支える筋肉をもたないまま敷き寝具の硬さを選ぶこととなり、必然的に柔かい敷き寝具を気持ちよいと感じます。
すると、睡眠中も、体を支えないものの上に眠ることになり、どんどん姿勢が悪くなってしまいます。
人間工学の専門家は言っています。
「ふんわりふわふわ。空に浮かんだような夢ごこち。などというのも耳あたりはよいが、やがて静かな疲労がやってくる」
「でも、敷布団が悪いとは気がつかない」と。
櫻道ふとん店のように、大学と眠りの共同研究をして、その科学を職人の手で実現した敷布団を使うと、もしかしてはじめは「硬い?」と思われるかもしれません。
曲がった背中が伸びてくるので、そのために寝心地がよくないという場合もあります。
ですが、3週間くらい使うと、だんだんと背中が伸び、姿勢がよくなり、内臓が働き始め、少し寝起きが変わってきます。
店頭の寝心地テストでは感じなかったことが、3週間使えばなんとなく分かります。
腰痛でない方は、ただ単に「寝心地がよさそう」で決めても問題はないでしょう。
しかし、何年も悩んでいる腰痛持ちの人が、1晩でよくなると思いますか?
何年も腰痛で悩んでいる場合、お医者さんでも3か月ごとにレントゲンを撮って、背骨の位置を確認することを推奨しています。
筋肉のトレーニングも、結果が出るのは早くて3か月。
背骨も「何か違うよね」と感じる程度まで最低3週間は必要です。
この時にあまり感じなくても、敷布団を元に戻すと、「あれ?何か違う?」と感じます。
7-1【櫻道ふとん店の敷布団体験、お試しレンタル】
通常の寝心地だけを試す体験でしたら、2~3日もあれば十分ですよね。
でも櫻道ふとん店の「腰いい寝」「快眠の王」のレンタルは3週間です。
3週間体験されると、からだの気になっていた部分が少し変化する人が多いのです。
その変化も感じ方も人によって違います。ぜひご自分で体験してみてください。
背中のハリ、だるさ感、不眠気味、下痢、便秘、肩こり、冷え、など、いつもあきらめていることに注目してみてくださいね。
無料でお試しいただけます。
トルマリンという天然石配合の「温泉綿」のよさを実感してみてください。
定期的に血液検査をされている方がいれば、体験後、ぜひ検査をして、数値でも実感されるとよいですね。
8.快眠を追求した櫻道ふとん店の敷布団は通販でも安心
私たちは、布団のプロとして、布団をつくることはもちろん、眠りの研究も信州大学繊維学部と共同でしております。
科学的データを、職人のちからで形にしたのが櫻道ふとん店の敷布団です。
お客様に
①しっかりした寝姿勢を保てる高反発の敷布団
②仰向き寝が楽な凸凹加工の「点で支える」敷布団
③1年を通して快適温度の敷布団
を選んでいただけるよう、店舗で自信をもって販売している商品だけを通販でもご紹介しています。
「腰いい寝」「快眠の王」は、私たち職人も長年愛用している商品です。
質の高い眠りを毎日体感したいとお思いでしたら、ぜひ、お使いください。