1.敷布団の選び方のおすすめポイント
人生の3分1を占める眠り。90歳まで生きたとしたら、実に人生のうちの30年も眠っているのです。
そんな眠りで最も重要なのが布団。中でも体重を100%支える敷布団は最重要品目といえるでしょう。
健康を考えたら、からだをしっかり支える、寝返りを簡単に打てる、体温を保持する、ムレない、早く深く眠れる、ダニが来ない、カビが生えにくいもの。
機能を考えると、軽くて折りたためる、できるだけ薄い(収納楽ちん)、洗える、底つき感がなくフローリングでも1枚でよい、ベッドでも使える、部屋干しでよい、とても長持ち。
というような敷布団があるとよいですね。
しかも、サイズをオーダーできて、値段が安いというのが、もっといいですよね。
1-1.敷布団の選び方ポイント1【からだをしっかり支える】
からだをしっかり支えると、腰痛対策にもなります。 それは、寝ている時の姿勢が、腰や背中に影響しているからです。 起きたときに、腰に違和感がある場合、敷布団が合っていない可能性があります。
低反発やウォーターベッドなど、柔らかい敷布団を使うと、寝心地はよくてもゆっくりと静かに背骨がずれていき、やがて腰痛や、ヘルニアの原因になります。
反対に、硬い敷布団や、高反発の敷布団など硬めの敷布団を使うと、寝る時の寝心地は慣れるまで少し時間が必要な方がいるかもしれませんが、背中のハリや、腰痛が少しずつ違ってきます。
やはり、からだをしっかり支える布団にしましょう。
(詳しくは腰痛対策のページをお読みください)
1-2.敷布団の選び方ポイント2【寝返りを簡単に打てる】
人は、一晩に寝返りを20〜30回打ちます。これは、日中の仕事やスポーツなどでゆがんだからだを修正したり、自己治癒力である免疫力をあげ、病気を治しやすくしたり、敷布団との接地面でうっ血した部分を癒すためです。
寝返りを打てないとうっ血から、褥瘡(じょくそう)になります。
敷布団が柔らかいと、寝返りを打つときに、かなりの力を必要とし、「どっこいしょ」と意識が戻り、寝返りを打ったのを覚えているようなことになります。
反対に、硬めの敷布団なら、簡単に寝返りを打てるため、寝返りを打ったのも覚えていない、深い眠りを確保できます。
このように、寝返りの面からみても高反発や、硬い布団をおすすめします。
1-3.敷布団の選び方ポイント3【体温を保持する】
最近では、樹脂でつくられた高反発敷布団が人気があります。たしかに布団は硬い方がよいのですが、もう一つ重要な要素は「保温」です。
樹脂系は、網目状の素材で通気性はよいのですが、よすぎてしまいます。
人は、皮膚の温度が32〜33℃で、眠くなります。
通気性がよすぎる樹脂系の素材は、冬、この条件が難しいため、眠りが浅くなります。
また、樹脂系は電気毛布、電気アンカを使用できません。このため、春夏秋は使用できても、冬に使用できないことがありますのでご注意を。
1-4.敷布団の選び方ポイント4【ムレない】
保温ができても湿度が高いと、これも眠りが浅くなります。人は、皮膚の周りの湿度が55~60%程度になると、心地よく感じ、深く眠れます。
天然繊維である、木綿、羊毛、ラクダ、シルク、羽毛などは、保温と保湿、除湿もからだが喜ぶ程度にしっかり適温適湿にしてくれます。
どれも、洋服にしてもよい素材ですよね。
一方、化繊やゴム、ウレタン系は、素材そのままでは湿気を吸い取りにくく、放湿も苦手なため、適度な保湿はむずかしいでしょう。
1-5.敷布団の選び方ポイント5【早く深く眠れる】
ふとんマイスターの私は、国立信州大学繊維学部の吉田先生と眠りの共同研究をしております。
櫻道ふとん店の敷布団は、凸凹形状でからだを点で支えます。
面でからだを支えるこれまでの布団よりも、凸凹形状により、からだを点で支える方が、早く深く眠れます。
他にも形状の利点があります。
指圧効果と、血行が妨げられにくくなり、寝返りの回数が適正になるということです。
早く眠るためにもう一つ欠かせないことがあります。
それは、体内温度を下げることです。人は手のひら、足の裏から放熱をし、体内温度を下げると早く眠れます。
寝る前にお風呂に入ると手足があたたまり、放熱を促します。
そこから芯部体温(内臓の温度)が下がり始めます。
すると、早く眠れます。
体内で、何が起こっているかというと、交感神経と副交感神経のスイッチが切り替わるのです。
日中、活動するために交感神経が優位になり筋肉が動きやすくなるように、体温が上がります。
反対に、夜はからだや筋肉が休むため、体温が下がり、副交感神経が優位になります。
そうなると、早く眠くなります。
手足がすぐに温まる布団で眠るのが一番なのです。
余談ですが、日中、筋肉がたくさん使われることにより、セロトニンというホルモンが出た分だけ、眠りのホルモンであるメラトニンが出ます。
繰り返しますが、日中運動をするとセロトニン(幸せを感じるホルモン)が出ます。
この量と同じだけ眠りのホルモン、メラトニンが出ます。メラトニンがたっぷり出ると深く眠れます。
日中運動するとぐっすり眠れるのはこのためです。
1-6.敷布団の選び方ポイント6【ダニが来ない】
アレルギーの原因でもある、ダニの対策も重要です。
東レの「ケパック」など防ダニ加工素材もありますが、東レ自身が「防ダニ効果は半年しかありません」と言っています。
そして、「ケパック」100%じゃないと「効果を保証しません」とも言っています。
羊毛を混ぜたり、木綿わたを混ぜたりすれば防ダニ効果はない、ということですね。
しかし、羊毛や木綿わたの混紡なのに「防ダニ」と表示しているお店があります。ご注意ください。
ダニ予防は、布団に掃除機をかけるのが一番ですが、まだまだ対策方法はたくさんあります。(詳しくはダニ対策のページをご覧下さい)
1-7.敷布団の選び方ポイント7【カビが生えにくい】
カビもまた、喘息や肺カビ症などの病気の原因にもなり得るといわれています。
カビの生えない敷布団はないので、なるべく乾燥させることが一番です。
(詳しくはカビな対策のページをお読みください)
1-8.敷布団の選び方ポイント8【軽い、折りたためる、できるだけ薄い(収納楽ちん)】
できるだけ薄くて、折りたためて、軽いと、コンパクトになって、収納スペースが小さくて、収納楽ちんになりますね。
1-9.敷布団の選び方ポイント9【洗える・洗わなくてもよい】
近年洗える布団が増えました。アレルギーや夜尿症、ペット、汚れなどの観点や、ダニ対策などのニーズが増えたのでしょう。
ただ、最初から洗うことに重点を置いているため、その多くは、洗うと保温力が低下したり、からだを支える力がはじめからなかったり・・・ということがあるのも事実。
そもそもの問題ですが、健康の条件を満たすことなく、ただ「洗える敷布団」ということだけが先行しているのです。
よれより、健康面が充実され、洗わなくてもよい敷布団の方が理にかなっていると思いませんか?
たくさん洗って、きれいさっぱり!なら、敷布団カバー・シーツ・敷パットをジャブジャブ洗う方が、頻繁に洗え、すぐ乾き、気持ちいいと思います。
もちろん、どうしても、洗わないといけない人もおりますので、そういった方は敷布団の定義は後回しにするしかありません。
1-10.敷布団の選び方ポイント10【フローリングでも1枚で眠れる(底つき感がない)】
どんなに薄くても、底つき感がなければフローリングの部屋でも1枚で使えます。もし、厚みが欲しいなら、2枚重ねて敷いてもよいですよね。
もちろん収納を考えなくてよいなら、厚めの敷布団やマットレスを使用されてもいいでしょう。
1-11.敷布団の選び方ポイント11【ベッドでも使える】
最近マイスターのお店に来店されるお客様で、「昔買ったベッドのマットレスが古くなったので、腰が痛くなってきた」という方が増えています。
それと同時に、
「スプリングを処分するのが大変」
「もう少し使いたい」
「もったいない」
などの理由で、
ベッドのマットレス上にのせられる敷布団マットレスないかな?
と訪ねてこられるお客様が増えています。
古くなって船底のようになったスプリングマットレスにベッドパットでは、腰が悪くなるのは当然です。
敷布団に背骨を支えられるしっかりした硬さがあれば、ベッドマットレスの上にコンパネ(ベニヤ板)を敷いて、その上に敷布団を敷いてお使いになるのが、実は快適で、腰にもいいので、ぜひお試しください。
1-12.敷布団の選び方ポイント12【部屋干しでいい】
最近のマンションは、布団を外に干すことができません。また、忙しくて時間が取れない、布団が重い、干すところがない、面倒くさいなどの理由で干せない方が増えました。花粉症が心配な方もいらっしゃいますね。
風通しのいいところに置いて、風を当てるだけ。または、毎日収納するだけ。部屋干しでOK!な敷布団が理想的ですよね。
1-13.敷布団の選び方ポイント13【とても長持ち】
櫻道ふとん店の売り出しの際、お得意様向けに「古い布団処分」を1年に数回行います。その時に、某大手家具屋さんの中国製の布団が真新しいまま、処分品として送られてきます。
それも何回も、いろいろなお客様から。
はじめは「間違いじゃないか?」という思いで、お客様に確かめましたが、最近ではあまりにも多く、「もったいないな」と思うしかありません。
「お値段以上」・・・のはずなのに。
結局のところ「よいものは結果的にお得です」ということになるなと思います。
マイスターの敷布団は「快眠の王」を2回直して使用していますが、もうすぐ30年。
始めは79,800円(かなり高いですが)お直しは10年後に24,800円。
そのまた10年後に24,800円。
結局30年で129,400円かかっていますが、
1年にすれば4,313円、1月で359円、1日12円弱。
某家具店で「最高級」を購入し、すぐ処分して毎年買い換えるよりもずっと安くなりますよね。しかも、からだによいのですから、結果的にお得です。
1-14.敷布団の選び方ポイント14【それでいて安い】
よい品は日本製。しかも職人手づくり。
その上、最高級の職人の匠の製品を安く買おうと思ったら、製造直売している店が一番信頼できます。
2.理想の敷布団はどんなものがおすすめ?
あなたにとって、どんな布団が理想ですか?
値段が安ければ、それに越したことはありませんが、その前にいくつかの条件があると思います。
櫻道ふとん店では、敷き布団の役割を【生活機能】と【お悩み機能】の2つに分けて考えています。
2-1【生活機能面から見た理想の敷布団のおすすめ】
お手入れが楽ちんであることが重要です。
そのためには次の6点を満たしている布団が理想的ではないでしょうか?
①軽い(高反発凸凹ウレタン)
②折りたためる(職人手づくり)
③フローリングでも1枚で大丈夫(高反発特殊加工)
④薄くてコンパクト(高反発ウレタン)
⑤部屋干しで大丈夫(天然繊維:温泉綿)
⑥ベッドでも大丈夫(高反発)
この条件に対応しているのは、櫻道ふとん当店では
「ニューカルカル木綿敷布団」シングルサイズ19,800円、
「ニューカルカル羊毛敷布団」シングルサイズ29,800円、
「ミューカルつよ敷布団」シングルサイズ39,800円、
「腰いい寝」シングルサイズ39,800円、
「とっても腰いい寝」シングルサイズ59,800円、
「快眠の王」シングルサイズ79,800円、
「とっても快眠の王」シングルサイズ99,800円。
2-2【健康面からみた理想の敷布団のおすすめ】
健康面では、次の7点を満たしている布団が理想的と考えます。
①からだをしっかり支える(超高反発)
②寝返りを簡単に打てる(超高反発凸凹加工)
③体温を保持する(温泉綿トルマリン配合)
④ムレない(凸凹加工)
⑤早く深く眠れる(凸凹加工)
⑥ダニ対策(温泉綿トルマリン配合)
⑦カビ対策
①〜⑦の条件に対応している敷布団は、櫻道ふとん店では
「腰いい寝」シングルサイズ39,800円、
「とっても腰いい寝」シングルサイズ59,800円、
「快眠の王」シングルサイズ79,800円、
「とっても快眠の王」シングルサイズ99,800円、
「腰いい寝 超快朝」シングルサイズ59,800円。
①〜⑦のすべてに対応しているベッドマットレスは、櫻道ふとん当店では
「腰いい寝Comfort」と「快眠の王Comfort」です。
体重別で芯材の硬さを選べる、厚み8.1cmのオーダーメイドマットレスです。
1cm単位で幅と丈をご指定頂けるので、どんなベッドにも合わせてお造りします!
3.健康のお悩みから選ぶ敷布団の選び方
布団を選ぶ際、価格やサイズでなく健康状態や、からだのお悩みの症状に合わせて敷布団を考えるという考え方もあります。
どのような症状にはどんな布団がよいかマイスターが実際に試したものを紹介します。
3-1【腰痛】の敷布団の選び方
布団マイスターの私は長年の腰痛持ちです。
病院、整体、鍼、お灸、カイロ、いろんなところに通ってもなかなか改善されませんでした。
もしかして布団のせい?と思い、同時に敷布団もたくさん試しました。
30種類以上の敷布団を実際に購入して自分で使ってみたという人はそうそういないと思います。
それだけではなく、自分でいろいろな素材を組み合わせたり、たくさんの素材を使って布団をつくりもしました。一般の方はこうはいかないでしょう。
市販品の中で一番よかったのは「ムアツ布団」です。ただ、それでも腰痛が完全に改善されたわけではありません。
トルマリンの布団を紹介され、「これだ!」と思い、それから中芯の研究を重ねてつくりあげたのが「快眠の王」です。
それからは、腰の件で整体や鍼などには通っていません。そして3年間、友人や家族などに試してもらった後、自信をもって販売し始めました。
その後「もっとお求め安いのをつくって」というお客様の声にお応えし、腰痛対策用に「腰いい寝」をつくらせていただきました。
御殿場という場所は、自衛隊の基地が3つ、米軍基地、隣の小山町に富士学校という自衛隊の学校があり、腰でお悩みの方に人気でした。
「転勤したところでも欲しい」という声を受けて、ネット販売を始めました。以来、全国のたくさんの皆さまに愛されております。
また、「腰いい寝」と「快眠の王」は、信州大学繊維学部の吉田研究室と共同研究をし、さらに腰痛対策によい中芯にバージョンアップしています。
3-2【冷え性】の敷布団の選び方
布団マイスターの私は冷え性でもあります。
また、私の妻も冷え性です。
結婚する前、妻は静岡県の沼津市というとても温暖な地域に住んでいるにも関わらず、子どもの頃から寝るときにはアンカが必要で、かかとのひび割れに悩んでいたそうです。
そんな妻が、寒いときにはマイナス14度なんてこともある富士山の麓の御殿場市に嫁いできたのですから、妻の両親は心配しておりました。
ところが、真冬でもアンカがいらなくなったのはもちろん、かかとのひび割れがなくなりました。そのうえ、朝、布団から起きてもしばらくからだがあたたかく、ストーブやファンヒーターのスイッチを入れて、火がつくまでの間もパジャマのままでいます。
結婚時に持たされた半纏も使わずにすんでいます。
妻と私が使っている敷布団は、天然石トルマリン配合で、遠赤外線が放出されている「快眠の王」。
これを畳の上に敷いています。
そしてその上に、同じく遠赤外線が放出されている化石サンゴを原料に使った「温泉敷毛布かんたんシーツ」を敷くだけです。
ただし、冷え性そのものが治ったわけではありませんよ。
布団から出てしばらくしたら、元の冷え性にもどり、足はいつも冷たいのでwww。
3-3【疲労改善】の敷布団の選び方
1日の疲れを一番効率的に取れるのは睡眠です。
日中たまった乳酸などを肝臓が取り除きます。起きている時も分解していますが、約60%のチカラで取り除いています。
横になると100%のチカラで肝臓が乳酸を分解し、通常7時間30分で元の状態に戻します。
100歳の以上の人の睡眠時間を調べると、7時間から8時間が一番多く、これと比較しても、「7時間30分は睡眠時間をとれ!」というのは、とても納得できますね。
といっても、7時間30分ぐっすり眠っている必要はなく、テレビを見ながら横になったりとか、本を読んだり、音楽を聴いたり、横になってリラックスしている時間とぐっすり眠る時間との合計時間が7時間30分あれば、体の疲れが取れるのです。
ただ、働き盛りの方や、通勤時間が長い方、子育て中の両親などは「そんなに寝る時間がない」とおっしゃるでしょう。
そんな方々には、早く深く眠れる布団がいいですよね。短時間で熟睡するための敷布団には、3つの条件があります。
①血流を妨げない
②寝姿勢をしっかり保てる
③手足が温かくなる。
おすすめの敷布団は、櫻道ふとん店の「腰いい寝」「快眠の王」です。
なぜなら、
①凸凹加工でからだを点で支えるため血行を妨げません
②超高反発素材で朝までぐっすり、よい寝姿勢を保てます
③トルマリン配合の特許温泉綿が天然由来の遠赤外線を放出し、体を芯から温めます。
3-4【アレルギー】の敷布団の選び方
アレルギーといってもたくさんの種類があります。
花粉アレルギー、ハウスダスト、ダニ、カビ、食物、菌などなど。
このうち、布団が関係するものは、ハウスダスト、ダニ、カビです。
ハウスダストとダニは掃除機をかけるのが有効です。
また、アレルギーがある方は、1年に1回は布団をクリーニングか、丸洗いに出してください。
カビ対策には、布団の天日干しまたは布団乾燥機がよいでしょう。
4.メンテナンス・お手入れから選ぶ敷布団の選び方
毎日使う布団ですから、清潔に保ちたいですよね。お手入れ方法は楽な方がよいはずです。そんな視点での布団の選び方もご紹介します。
4-1【カビ対策の敷布団を選ぶ】
カビはどこにでも生えます。菌の種類も大きく分けても6種類。窓ガラス、まな板、お風呂場など湿気のあるところは要注意です。
布団には、黒カビ、青カビ、赤カビなどが主に発生します。防ぐには、布団を乾燥させるのが一番です。
そのためには、敷きっ放しにしない、万年床にしない、通気性を高めるのが重要です。
カビ対策には3つのポイントがあります。
①軽い布団で毎日収納する
②床面の通気性を高める
③部屋干しでも十分対応できる布団にする
それぞれについてみていきましょう。
4-1-1《軽い布団で毎日収納する》
櫻道ふとん店の「カルカル敷布団」「腰いい寝」「快眠の王」なら、子どもでも簡単に持ち上げられ、毎日の収納がらくらく。敷きっ放しにさえしなければ、カビ対策になります。
4-1-2《部屋干しでも十分対応できる布団にする》
4-2【ほこり・ハウスダスト・ダニ対策の敷布団を選ぶ】
ほこり・ハウスダストは、空気中に舞っているので、これをゼロにすることはできません。
このハウスダストに、チリダニ、コナダニ、ホコリダニというのが入っています。
これらがアレルゲンとなります。
さらにこの数が増えると、似た環境を好むイエダニ、ツメダニが入ってきます。
このダニが人に噛み付きます。
かゆい原因がダニと診断されたら、このどちらかの可能性がとても高くなります。
ダニは湿度、温度、えさのどれかひとつでも欠けると繁殖できません。
その対策をあげてみます。
4-2-1《天然繊維の布団を使わない》
ダニは人の垢やフケをエサにします。羊毛など天然繊維をエサにすることもあります。
ダニのエサにならないポリエステルやウレタン・樹脂などの素材なら、ダニが中まで入ってくることはありません。
4-2-2《ダニ対策の敷布団にする》
ダニ対策の綿を使用する。
※ご注意ください。片面だけダニ対策をしてあって、もう片面は羊毛(天然繊維)なんて布団があります。
4-2-3《掃除機、布団乾燥機、クリーニング》
購入時に、掃除機を簡単にかけられ、布団乾燥機にもかけられる布団、クリーニングに出せる布団であることを確認しましょう。
櫻道ふとん店の「腰いい寝」「快眠の王」シリーズなら、
①中芯にはプロファイルウレタン使用で、ダニのエサがないため入ろうとしません。
②「特許」温泉綿(トルマリン配合)使用
※天然石トルマリンにはホウ酸結晶が含まれております。ホウ酸は目薬にも使われるほど、人体には無害ですが、昆虫類はホウ酸があると繁殖できません。ダニだけでなくゴキブリやその他の昆虫も入る理由がありません。
③掃除機、布団乾燥機、クリーニング、すべてOKです!
5.櫻道ふとん店で人気の敷布団素材
櫻道ふとん店でご好評をいただいている敷布団の素材をランキングしてみました。
5-1【敷布団の素材『からだを点でささえる素材』】
ウレタンに「プロファイル加工」という凸凹加工をかけると、からだを点で支える敷布団になります。
点でささえると、体との接触面積が少なく血流を妨げず、指圧効果を生みます。
国立信州大学繊維学部の吉田先生も
「からだを点で支えると早く深く眠れる」
と言っておられます。
櫻道ふとん店は信州大学との共同研究で凸凹の大きさや間隔、硬さなどを研究した素材で敷布団を製作しており、その商品が「腰いい寝」「快眠の王」です。 腰に良く、早く深く眠れる点の大きさと硬さになっています。
5-2【敷布団の素材『高反発』】
「高反発」とはJIS規格で100ニュートン(ニュートンは硬さを表す数値です)以上の硬めを指します。
ところが実際に寝てみると、140ニュートンあっても柔かすぎて、腰にいいとはいえません。最低でも160ニュートンなければ腰にいい硬さではありません。
櫻道ふとん店の「カルカル敷布団」は160ニュートン。「腰いい寝」「快眠の王」はもっともっと硬いのです。
ですから櫻道ふとん店では、「超高反発」と呼んでいます。
5-3【敷布団の素材『木綿わた』】
ガンガン日に干して、お日様の香りが欲しい人は、木綿わたがいいでしょう。
欠点は湿気を吸うと重くなること。
櫻道ふとん店の「カルカル木綿敷布団」(シングル19,800円)なら、中芯にプロファイルウレタンを採用し、周りを木綿わたで巻いてありますので、木綿わたの汗を吸う力はそのままに、日に干すとお日様の香りをつれてきて、ポカポカあたたかく眠れます。
そのうえ子供でも片手で持ち上げられるほど軽いのです。
5-4【敷布団の素材『羊毛』】
部屋干しで風通しのよいところに置いて、布団の手入れ終了♪
羊毛は保温力もあり、自分で乾く力も抜群です。
欠点は、ぺちゃんこになること。
櫻道ふとん店の「ニューカルカル羊毛敷布団」(シングル29,800円)なら、中芯にプロファイルウレタンを採用し、周りを羊毛で巻いてありますので、羊毛の汗を吸う力はそのままに、ウールのセーターを着ているような保温力でポカポカあたたかく眠れます。
そのうえ羊毛100%の敷布団とは違いすぐにぺちゃんこ、ということはありません。
5-5【敷布団の素材『エアー樹脂素材』】
巷では「エアウィーヴ」や「エアリー」など樹脂を使った敷布団が人気です。通気性もよくカビにくいからでしょう。
ただ、保温力が小さく、寒い日には電気毛布やアンカなども使用禁止。おまけに布団乾燥機もダメです。