1.結論は、四季に合わせた掛布団を使うべき!
日本は四季折々の変化が豊かな国です。地域によって暑さ寒さは異なりますが、全地域、夏があり、冬があります。
そんな日本という四季に恵まれた国において、ずっと同じ掛布団を使うことはかなり難しいですね。
気温の変化に伴ったお布団の調整は、体調管理の上で重要になります。ふとんマイスターのおすすめは、やはり四季によってしっかりと掛布団を使い分けるということです。
2.春夏秋冬別、使うべき掛布団はこれだ!
まず、一般的に羽毛布団と聞いてみなさんが想像する掛布団は、冬用の分厚くて暖かい羽毛布団だと思います。この冬用の羽毛布団は、当然、冬用に作られているもので、夏に使うのは暑すぎます。では夏にはどのような掛布団を使えば良いのでしょうか。
2-1.羽毛布団の肌掛けが、暑い理由。
夏にオススメな掛布団は、肌掛けという種類の掛布団です。肌掛けはヨーロッパキルトという仕立て方で作ってあり、わざと掛布団の縫い目から熱が逃げるようにして作られています。
ただ、羽毛は吸湿発熱体ですので、肌掛けでも羽毛で作られているものは汗をかくとどんどん温かくなります。当然温かいので、羽毛でできた肌掛けでもエアコンをつけないと暑いです。
2-2.合い掛け布団は昔からある日本人の知恵。
春と秋にオススメなのが、合い掛けという種類の掛布団です。合い掛けは厚掛け(冬用の掛布団)と夏掛けの間に位置するものです。
夏から秋へ、春から夏へ向かう間の微妙な季節の体調管理のために日本人の知恵とも言えます。最近はエアコンなど空調がしっかりしていますから、それほど気にされない方も多いかもしれませんが、大事なのはいつの季節もお布団の中の温度が32〜33℃、湿度が55〜60%に保つこと。この条件が揃うとアルファ波が出てリラックスでき、人は自然と眠くなりるのです。
この季節に羽毛布団の肌掛けは上手に利用したいものですね。
3.羽毛布団に替わる、おすすめの夏のケットや肌掛けはこちら!
上記が春夏秋冬別の使うべき掛布団なのですが、、、羽毛布団だと肌掛けで作っても夏は暑いとお伝えしました。
そこでふとんマイスターがオススメする肌掛けが「温泉綿を使ったトルマリンの肌掛け」です。
当店で「お日様のチカラ」という商品で製造・販売をしているのですが、この肌掛けは、羽毛よりも涼しく、質感が良く、放熱力が高く、夏バテ予防もしてくれます。これを売り出してから、当店では羽毛の肌掛けは売れなくなりました。
以上が「一年中使える羽毛布団ってあるの?」に対する回答です。四季によってしっかりと掛布団を使い分けて、一年中、良質な睡眠を取れるように体調管理をしましょう!