1.よい眠りの布団がよい家族を育てる!
私が結婚するとき、布団を新しくしました。
妻が私の両親との同居を求めてくれたのですが、実家はベッドを置ける環境ではなかったため、和布団にしました。
家族や子育ての視点で人生を振り返ると「この環境だったのは運がよかったのだ」と感じています。
なぜなら、手前味噌ではありますが、我が家の子供たちは全員、人がうらやむほどのよい子に育ったからです。
そして、眠りの研究を深めるうちに、和布団だったことで、家族みんながよい眠りをとれていたことに気づきました。よい家族を育てるのに、布団が深く関わっていたのです。
2.家族で使えてサイズ変更可能なファミリー布団
ファミリー布団は、大人2人と子供3人の家族計5人が一緒に眠れるサイズの家族用の敷布団です。
家族で眠る場合、敷布団は大きな1枚のほうが布団のつなぎ目がなくて気持ちよく眠れます。
そのファミリー布団が、もしも軽かったなら、朝、子供たちと一緒に布団のお片付けすることもできますね。家族にとって毎朝の楽しい日課になります。
家族用の掛布団は1人1枚ずつ。お母さんの掛布団だけ家族がもぐりこめるように、少し大きめで、あとは1人ずつなど、パターンをいくつもつくれます。
そして、子供が育ったら、シングルにお直しもできます。
家族で使うならこんな布団がいいですね。
3.布団で家族のコミュニケーション
生まれたての赤ちゃんは、寝返りを打つと、脳細胞が刺激され、とてもよい眠りになります。
また、ゴロンと寝返ったときにお母さんや家族の肌に触れると、脳波が安心サインのアルファー波優位になり、脳細胞もぐんぐん成長します。
子供が小さいときには、なるべく大きな布団で家族で添い寝しながら眠ると、スキンシップもばっちり取れ、コミュニケーションにも役立ちます。
人は、日中のストレスを眠りでやわらげることが分かっています。
そのときに、家族との自然な肌の触れ合いから、守られている、1人じゃない、という感情を得て、自己肯定感をはぐくむことができるのです。
日中、外で嫌なことがあっても、お母さんが優しく抱きしめてくれたなら、子供は勇気が出て、何度でも立ち上がれます。
家族と触れ合っていれば、外は敵でも、強く生きられます。
また、家族で布団で眠ると子供はのびのびと成長します。
大きな布団で家族全員で眠れば、家族全体が自然とそういう雰囲気になり、連帯感も生まれます。
「同じ釜の飯」といいますが、「同じ布団」にも、そんな効果があると感じています。
人の脳は、20歳まで脳細胞が分裂し、成長を続けますが、そのあと縮小していきます。
ただ、唯一細胞分裂する場所があります。
それが海馬です。
海馬は記憶にかかわる重要な役目を果たしています。
認知症の防止、あるいは改善にも、海馬の活性化が重要な役割を果たします。
ではどうしたら海馬が活性するのでしょうか?
その大きなきっかけが、スキンシップにあると見られています。
ハグしたり、手足をさすってあげるだけで海馬が活性化することが実証されているのです。
スキンシップの相手は家族でなくとも効果があるようですが、家族なら、より自然にハグできますよね。
これは1つの例ですが、子供とおじいちゃんやおばあちゃんを一緒に寝かせてあげると、認知症の予防に役立つといわれています。
子供がコミュニケーション力を身につけたり、支え合う心を養ったりしていくうえでも、メリットが大きいと考えられています。
昨今、増えている、家族をめぐる悲しい事件報道には、本当に胸が痛みます。
子供時代に育った環境や家族との関係によって、脳の大切な部分が縮小したり、閉ざされてしまったりした状態で大人になっていくケースも見受けられるようです。
毎日使う布団や、寝室の使い方で、子供がのびのび育ち、家族のコミュニケーションや連帯感が育ったり、認知症の予防になったりするなら、活用しない手はありませんよね。
家族がみんなで寝られるファミリー布団、おすすめです。
4.職人手づくりの布団だから家族の成長に合わせて打ち直してサイズ変更できます
櫻道ふとん店の布団は職人手づくりです。
私たちは打ち直し(お直し)ができることを前提に布団をつくっています。
ですから、子供の成長に合わせて、サイズアップしたり、家族用の大きい布団から、家族構成の変化に合わせて1人用の布団にもつくり直しができます。
木綿わた布団や、羊毛布団はもちろんですが、匠のこだわり寝具、特許の「温泉綿」(トルマリン配合)を使用した布団「腰いい寝」「快眠の王」もつくり直しができます。
家族用の布団にもおすすめです。